聖書研究に本当に興味を持つ人にとって、単に本書にざっと目を通すだけでは無意味であって、ここに示されている聖書的裏付けによって神の計画の力と調和を汲み取っていただきたい。
ここでは、特にあらゆる読者層が、真理と一般的神の計画をしっかりと把握することができるように真理の様々な断片をわかり易い言葉と順序で提示するように務めた。
いかなる種類の科学を研究する場合にも秩序だった綿密な研究方法が要求されるが、神の黙示を研究する場合には、特にそのような方法が要求される。
本書は、神の啓示した真理に関する論文であるのみならず、他のどんな書物とも異った見地から真理を研究していくという事実から、一層の綿密さが要求される。
本書では、一般にキリスト者がおろそかにしている多くの問題――中でも主の再臨、新旧約聖書の預言と象徴――をあえて取り扱うことを辞さない。聖書の教えの最も重要な点を見のがし、または省略していかなる神学も一切かえりみるべきではない。
しかし、歴史的既成事実によって、聖書の預言を熱心に真面目に研究しようとする人と、無謀な学説とあいまいな空想からなる推測によって研究しようとする人との間には、大きな差があることを認めない訳にはいかない。
後者の危険に陥る者は、預言の研究者というより、自らが預言者となってしまうのである。
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